第3日目        2017年11月4日
  

   桂林郊外観光

今朝も天気は良く 朝の雰囲気も上々です。


朝 ホテル周辺をのんびり散歩しました。


ホテル前の杉湖の周りにはカンナも咲き、綺麗ですね。



:30 ホテルをバス出発、今日はまず桂林郊外の大虚古鎮へ向かいます。


大虚古鎮に10:00到着。


大虚古鎮は1100年前北宋時代から街が始まっており、陸路・水路共に交通の便が
良いところから 早くから市場が形成され、以来長い歴史を重ねてきた古鎮です。

最近の観光ブームで建物の建て替えも起きていますが、いまだに明・清の様式の
民家や路地も残り、古い中国の雰囲気を残しているところです。


露店も沢山で出ていて 土地の果物、漬物、蝦やいろいろな食べ物店など眺めて
いて飽きませんね。


木造の建物が一際味わいを感じさせてくれます。


漓江の川辺に出てみると 路地とは打って変わった明るい雰囲気ですね。



大虚古鎮を出て 桂林に戻り 通宝中心にある博物館に向かい、桂林の石を使った
彫刻や 翡翠などの宝飾品を見学しました。



白磁の磁器 見事な陶器、瑪瑙美術品も沢山陳列されていました(撮影禁止でしたが・・・)

驚いたことにその撮影禁止の美術品を 少数民族保護のため、10個ほどまとめて
大きな飾り棚ごと売るというのです。


価格は20万元(日本円で約350万円)。

更に驚いたことに、われわれ一行の中のご夫婦が「よし!。買おう!」と。

冗談かと思いましたが 本気で、結局商談成立。直ちにアメリカの美術品専門の輸送
業者を使って 10日ほどで日本に届くそうです。

やはり我々と同じ年代の方の中には 裕福な方もいるのですね!。


昼食は、桂林市内の桂林賓館で。

昼食後は、桂林市の中心に聳える独秀峰にある靖江王府へ。



明代の靖江王の居城である靖江王府は幾度か火災で焼失しているのですが 
今は再建されています。


またここには 広西地方最大の科挙試験場跡などもあり 一部模擬会場もできていて、
試験の真似事も経験できるようになっていました。

此処はいわゆる「郷試」であって、全国の「郷試」合格者が首都の「殿試」に向かい、
「殿試」に合格すれば、「状元」以下 宮廷での立身出世・栄耀栄華思いのままとな
るわけですね。


(真似事の試験会場に入って、真似事の答案用紙に名前を書いてきましたが 中国語
の簡単な試問に答えられるわけもなく、雰囲気を味わっただけでした)


靖江王府の後は、桂林の市民公園「七星公園」に廻りました。

一頃はパンダもいて、また広大な土地の中に各種施設が点在し ゆっくり回れば一日
遊べるほどだそうですが、年配者ばかりの当ツアーでは電動カートを使って 早々に
引き揚げました。


17時ホテル帰着。小憩後19時からホテル近くのレストランで夕食。

今日で桂林大瀑布飯店は三連泊目で、明日はいよいよこの旅のハイライト
「漓江下り」を楽しみつつ 陽朔に向かうこととなります。
   

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