桂林発　漓江下り陽朔へ

いよいよ桂林を出て漓江下りをしながら陽朔へ向かいます。

三連泊した桂林の漓江大瀑布飯店の朝食レストランもご紹介しておきましょう。

朝食後8:00にはホテルを出てバスで漓江本流の竹江のクル-ズ船乗船場に向かい　
9時過ぎに乗船開始です。

漓江下りの船も　昨年からホテル並みに★数でランク付けをはじめ、われわれの
乗る船盛景号は最大級の★★★★クラス。

河船ですが 127トン定員72人乗りです。

船の内部は1階と二階に分かれ２階がVIPル-ム、２０名定員でそれをわれわれ
１１名のグル-プで貸切です。

VIPル-ムはゆったりした二人掛けのソファーが並び各テーブル毎にお菓子と南部
鉄器の鉄瓶、魔法瓶が並び　日本茶　ジャスミン茶もついていて　なかなか河船と
は思えない豪華なつくりでした。

それに我々専用に二胡奏者のお嬢さんを雇い、桂林の最初から付いてくれた日本
語ガイドの劉さん、添乗員の木村さんにVIPル-ム専属のウエイトレス２名がサービス
してくれるのですから気分は最高ですね。

船室内は禁煙ですが　上部デッキは喫煙自由ですし、言うことはありません。

9：20に竹江離岸いよいよ陽朔まで４時間半の漓江下り開始です。

桂林から陽朔までの漓江下りの案内図をつけておきましょう。

航行開始してしばらくは特段の名所もないのでＶＩＰル－ムで二胡の演奏を聴いたり　
日本茶に添乗員が日本から持参してくれた和菓子を食べたり　ゆったりした時間を過
ごしました。

菓子を食べたり　ゆったりした時間を過ごしました。

演奏は「二泉映月」や「漁舟唱晩」などの中国二胡の古典的名曲だけでなく日本の
歌曲も混ぜて楽しませてくれました。

折を見て屋上デッキに移動。煙草を吸いつつ漓江の眺望をたのしみます。

１階船室の人たちも次第に屋上デッキに出てきます。

桂林周囲の山は石灰石が多く　鍾乳洞もあちこちにあるのですが、漓江の流れに
面した開口部をもつ鍾乳洞も見えてきました。

しばらくすると　水流で遊ぶ牛や鴨の群れが現れました。

この近く揚堤には村があるので　家畜なのでしょう。

間もなく「楊堤」通過。突き出た峰々が特徴的ですね。

11:50　「九馬画山」通過。

山の形や壁面の模様を見て想像力を働かせると馬が九頭居るように見えるとのこと
ですが、逆光でもありなかなか難しいですね。

ここでVIPル-ムに戻り　ビュフェ昼食船内ですが 10品ほど準備してくれていました。

昼食後屋上デッキに戻るとちょうど「黄布倒影」を通り過ぎるところ。ここは中国20元
紙幣の図柄に採用されているところで、紙幣を持ってここを背景に写真を撮るのが漓
江下り観光客のお約束のようです。

続いて伝統的な竹筏に乗った鵜飼漁師が船側を通りすぎました。

モ－タ－無しの手漕櫓舟で白髯まで生やしまことに今では骨董的存在です。

14時漓江下り終点の陽朔船着場に到着。

ここで盛景号とお別れです。

船着場の坂を上がった後土産物屋が沢山並んだ店が続くのですが船が一斉に着岸
し降りてきた観光客が千人余。
それが並んで大混雑の上皆電動カートの乗り場に並んで進みません。

当グル-プは土産物屋の長い通りのはずれに電動カートを予約で呼んでいたのですが
　そこへ着くまでの道のりの長いこと！。

休み休み辿りついたのですが　年配者ばかりなので皆へとへとでした。

やっと電動カート2台に分乗して陽朔の繁華街西街に14:40到着です。

ここは欧米人も早くから住んでいた街なので、西洋風と少数民族の文化がミックス
した面白い雰囲気ですね。

西街からさらに電動カートで今夜の宿陽朔河畔度暇酒店へ。

だだこのホテルは風致地区にあるっため客が乗車したままでは乗り入れできず途中の
乗継所で専用の電動カートに乗り換える必要がありました。　なかなか面倒なことです。

16時ホテル到着。

ここは長閑な庭園・山水に囲まれた落ち着きなある良いホテルです。

此処は魚を麦酒で煮た面白い名物料理を食べさせてくれました。

さて夕食後はこの旅行のハイライトの一つ北京オリンピックの張芸謀舞台監督制作で
漓江の湖と峰とを舞台に取り込んだ出演者600人、観客席3500の野外大パノラマ・ショウ
「印象　劉三姐」を見に行くのですが、長くなったので、夜の部は次の別稿としましょう。
　　　