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| 第十一日目 | 2013年11月06日 | |
| 撮影･文 彦由 耕二 | ||
NY JFK空港発 帰国の途へ
今朝はニューヨーク港へ入港です｡
まだ暗いうちから ニューヨークの灯が遠望できました｡
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午前6時には 12階デッキに出て NY入港風景を撮り続けました｡ |
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じきに自由の女神像前を通過です｡
自由の女神像は アメリカの独立100年を祝ってフランスが贈ったもので､1886年
完成｡ニュ−ヨーク湾口のリバテイ･アイランドに建ち､世界各地から船でやってきた
移民にとって新世界の象徴となっていたものですね｡
トーチ(炬火)までの全体の高さ93ｍ 重量は225ｔですね｡
(王冠部分の展望台までエレベーターと螺旋階段で登ることができ
年前アメリカ出張時に昇ってみました｡)
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埠頭に近づくにつれ 日の出が迫り､高層ビル群が浮かび上がります｡ |
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7時に接岸したのですが 下船の順番待ちなどでかなり時間がかかりました｡
船室は8時には空けて 7階のナイトクラブ ブリスラウンジなどで待機するようにと
のことだったのですが 当方の部屋係のPATRICO君(フィリピン人･親切)に頼んで､
集合時間9:30の15分前まで船室に居ました｡
乗船の時もそうでしたが この船はいわばピストン営業で クルーズから帰港した
その昼に新しい次のクルーズの乗船を始めるのです｡
やはり高価な船体の運行効率を高めるためでしょう｡
そのため帰港と同時に船体外側にゴンドラを這わせて 高圧放水でベランダと窓
ガラス外側の清掃を始めるし､航海中使用済みの食品段ボールその他不要物の
トレーラーへの積み込み､新しい食品､消耗品､燃料の積込などなど､埠頭を見下
ろしていると 目まぐるしいばかりです｡
(勿論部屋係も受け持ち船室の清掃､ベッドメイクなど､すぐに乗り込んでくる次の
船客のために昼過ぎまでに完了しなければなりません)
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これらの様子の写真もあれこれ撮ったものの､スペースの関係で2枚のみ紹介して
おきますが､いわばクルーズの前後準備作業を観察できて 興味深かったですね｡
9:30に下船開始し 埠頭の船客ターミナルでスーツケースを受け取り､
埠頭を離れたのは 10時半近く｡
それでも かなりスムースな方で 成田への帰国便(16:55発)の3時間前のチェック
インまで時間に余裕ができたため､ニューヨークのグランドセントラル駅(グランドセ
ントラル･ターミナル)を見に行くことになりました｡
から44丁目を占めるニューヨークの中心駅｡
古くは1817年にニューヨーク･セントラル鉄道の駅として建設され､マンハッタンを
代表する歴史的建造物ですね｡
1966年高層ビルに建てるために取り壊す計画が発表されたが 市民の大反対運動
が起き､最高裁まで争われて保存が決まり 1998年にリニューアル再整備されました｡
現在地下に29面のホームと46の発着番線を有し､ニューヨーク近郊からの通勤客
の拠点でもあります｡
建物の床は大理石で 一階コンコースの約38ｍの天井にはプラネタリウムさながら
の星座が描かれており
です｡
姉妹駅となります｡
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12時半までここで自由行動となったので 早速地下ホームに降りてみました｡
丁度電車が停ったところで 多くの乗客がおりてきて､また停車中の電車の中にも
入ってみました｡
また上に昇ったところに ニュ−ヨークで評判の高いSHARK SHACKというハンバ
ーグのチェーン店がありました｡
此処はいつも長い行列ができる店だそうですが この店舗は回転間がないせいか
さほどでもなかったので並んで2個ほど買い求め 早速食べてみました｡
なるほどなかなかの美味ですね｡
またこの駅には 有名なオイスター･バーや各種レストラン､日本の寿司の売店もあり
更にブランドショップ､食料品店も沢山並んでいて ちょうど東京駅の商店街のようで
すね｡
場所も目抜き通りのパークアベニューにあり 通勤客も多いところから
しているようです｡
どこの国でも 街でも 食品市場は面白いですね｡
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最後に駅構内のオイスター･バーの雰囲気も眺め､
の前からバスで ニューヨーク JFK国際空港へ｡
13:30JFK国際空港着｡
チェックインも無事済ませて ラウンジでジン･トニックなど舐めながら小憩｡
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飛行時間 約14時間で成田へ向かう といった流れでした｡ |
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次の第十二回は成田着のみですが--旅の雑感--などを記して最終回とする
予定です｡
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