第11日目 2014.06.11

サンビセンテ岬→ファロ→リスボン(泊)

6/11 今日はポルトガルで最も南西端のサン・ビセンテ岬を見て ファロを経由、リスボンに
入る日です。



朝アルブフェイラのホテルベランダから大西洋を遠望し、朝食後8:00にホテル出発、
サン・ビセンテ岬へ向かいます。

サン・ビセンテ岬は ヨーロッパ大陸の西南端にあたり、手前のサグレシュには エンリケ
航海王子が開いた航海学校の跡があります。

9:30 サン・ビセンテ岬到着。


灯台への門は10時まで閉ざされており、付近の店もまだ閉じているので少し戻ったところの
カフェテリアまでトイレを借り、もう一度岬の灯台まで。



おかげでゆっくり付近の景観を楽しむことが出来ました。

流石欧州最西南端の岬ですね。(明日リスボンから行くロカ岬の方がもう少し西となり、また 
此処よりもさらに有名ですが)

風を受けながら、岬の先から落ち込む断崖の先に広く伸びる大西洋を眺めるのは気分爽快
です。



ここは 元来風が強く、また天気が悪い日も多いのですが、天気晴朗にして 風もまあまあで
気温もほどほど、幸いでした。

ビセンテ岬から南部海岸を朝来た方向に戻り レストラン OBRINDEで昼食。メニューは
海鮮鍋で デザートにカステラが出てきました。

13:00 からファロの市内観光。

人口6万人で ポルトガル南部アルガルヴェ地方の中心都市。

ヨーロッパからの直行便入る国際空港があるので、南部の諸リゾート地への玄関口です。
この街は 1775年尾リスボン大地震大きな被害を受け 其の後再建した街です。


さて14時過ぎファロを出発、北上して この旅行の最終目的地リスボンへ。

リスボンはポルトガルに着いた初日に一泊し、翌日には朝マデイラ島へ。

9日にはヴァスコダガマ橋でリスボンをかすめるだけで南下、今回が3回目ですが、今度は
3
連泊してリスボンをしっかり観光する予定です。

9日のヴァスコダガマ橋ではなく 今日は少し西の「425日橋(全長2278m)」を渡って
リスボン中心に入ります。



17:40 リスボン中心の対岸カシ―リャスにある高さ110mのクリスト像を眺めながら、
全長2278mの「425日橋」でテージョ河を渡って リスボン中心へ。

17:58 リスボン中心の 五つ星ホテル、コリンシア・リスボニア ホテルに到着。

(外観を見た時には 窓が嵌めごろしのアメリカ流建築なので、全館禁煙で三連泊するのに
タバコはだめか?と 絶望的になりましたが
添乗員の事前手配で17階の喫煙フロアーの一
室を確保できました)


部屋も広いし、眺望もよく さすが五つ星ホテルです。



一息入れて 19:20から ファドとフォルクローレのショウレストランへ出かけました。

御承知のように ファドはポルトガルの民族音楽で、ファドとは運命・宿命の意味。

1820年に生まれ 19世紀中頃 リスボンのマリア・セヴェーラによって世界に知られたもの
ですね。

一般的には女性歌手による暗く哀しい歌が多いですが、わが町を賛美したり陽気なものもあり、
また必ずしも女性によって歌われるものではなく、男性特にコインブラの男子学生によるファド
も知られています。


今日はファドとフォルクローレを聴きながらの夕食です。

ファドとフォークローレの写真をずらっと並べてみましょう。

22:30 ホテルに帰着、入浴して オヤスミです。

今日から リスボン三連泊となるので 気分もゆったりしますね。

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