第9日目 2月14日
ラパス滞在 テｲテｲカカ湖太陽の島往復観光(ラパス泊）
先に書いたように このラパスのホテルは全館禁煙ですので、夜中何度も玄関脇に降りて
ニコチン補給をしました。
今日は モ－ニングコール04:00。午前05:00ホテル発で テｲテｲカカ湖往復観光
に出かけるので どうせ眠る暇は殆ど無いし、朝暗いバスの中で居眠りをすればよい
だけなので何のことはありません。
面白いですね、玄関わきでパイプを燻らしていると 午前3時過ぎには犬を連れた
ご老人が何組か通りかかります。
どの国でもお年寄りは朝が早いのですね。
ボリビアには犬が多く この朝の犬も愛想が良くて 寄ってきて手を嘗めて親愛の情を
示してくれました。
さて、テｲテｲカカ湖はペル－とボリビア両国で領有する標高3890mの湖で、面積は
琵琶湖の12倍（8300ｋ㎡、長さ190ｋｍ、幅64ｋｍ、最大水深約280ｍ）あり、2005年
にペルー側プーノから葦の浮島に渡って遊んだことがあるのですがボリビア領太陽の
島は今回初めてです。
今回はラパスから太陽の島に至る道路が 途中何か所も工事中なので普通よりも時間
がかかるということで 朝5時出発、ラパス帰着は21時過ぎという強行軍になりました。
ここで テｲテｲカカ湖周辺地図を挿入しておきましょう。
（湖の中央をボリビアーペル－の国境線が横切っていますね）
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予定通り朝5時 暗いうちにラパスのホテルを出てランチボックスを早々に食べ バスの中で
居眠りです。
7時前には車窓からアンデスの6000m級の山々が見えてきました。
7：35 道端の朝飯食堂で トイレSTOP。
フライパンで卵ホットケーキのようなものを作り米飯にポテトを添えて弁当を作って
いましたので 面白く拝見。
（現地ガイドとバスのドライバーはこれを買って朝飯にしていました）
此処を過ぎたあたりから テｲテｲカカ湖が見え始めます。
更に1時間ほど走ってテｲキナサンパウロに着きます。
湖岸の湾曲を忠実に走ると距離が長くなるし道未整備の箇所もあるので、湖岸には
ところどころ対岸に渡ってショートカットする渡船場があります。
皆バスを降りて バスだけ船で先に渡し、人は別の船で渡るものです。
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更にバスで1時間余走って 湖に突き出した半島の先端 巡礼の聖地コパカパーナ
到着です（標高3814ｍ）。
ここまででラパスから154km。
コカパカパーナとは「水の良い眺め」という意味で 全世界にあちこち同名の場所が
ありますが、ここが一番古く かってはインカの神殿がありました。
16世紀にここを訪れたスペイン人が立派なムーアスタイルのカテドラルを建て ポトシ
の銀を使ったマリア像など、各地と太陽の島と結ぶ巡礼の聖地として今も賑わっています。
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今日は特別な祝い日ではないのですが 門前には沢山の露店が出て なかなかの
賑わいでした。
門前に花飾りを付けた車の列ができているので 結婚式用車かと思えば、各地から
やってきた新車のお祓いを受けるための車列とのこと。
司祭の祝福を受けて 花びらを散らし、シャンパンをかけるのだそうです。
日本の神社と同じですね。
コパカパーナの町の市場も散歩してみました。ここも活気がありますね。
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市場からまっすぐ海に向かい 船着場まで歩きます。
11：17 太陽の島への船が発着する船着場に到着。
（すぐ手前にはボリビア海軍の施設もありました。
海を持たない海軍ですから活躍場所はテｲテｲカカ湖が殆ど唯一ですね）
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この船は我々ともう一つの外人グル-プで共同チャーターしたものです。
11:32 クルーズ船出航。
この船は内部が60人ほどの食事ができるつくりとなっており、我々が10名もう一つ
のグル-プが7名ですので、ゆったりしたものです。
女性人は思い思いに席に座って 果物を食べたり、ジュースを飲んだり、
おしゃべりしたり・・。
当方は折角の好天気の下、風に吹かれながら、煙草を吸いながら、テｲテｲカカ湖
の景観を楽しまなければ・・・と、出航と同時にアッパーデッキ(ここは喫煙完全OK)
に上り、煙の影響が出ない船尾側の一隅に居を定め、島に到着するまでの1時間
風光と煙草を満喫しました。
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到着後すぐに200余段のガタガタ石段と さらにその上の頂上をめざして登りはじめます。
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標高約3800mの高所であり 足萎えの当方は息が苦しくてならず、ついにここで
頂上まで行くのを諦め、一人日陰で待つことにしました。
現地の太ったオバサンたちは 荷物を背負ったスタイルで当方の横をすり抜けて
頂上へ向かっていきます。
14時前 頂上から戻ってきた一行と一緒に海辺まで下り、14:20 今度は伝統的な
帆掛け舟トトラ船に乗って太陽の島の北側へ。
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トトラ舟の上では 櫓の手漕ぎ体験や、現地衣装のコスプレ体験なども・・・。
途中 元のクルーズ船に乗り換え昼食。
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昼食後も、クルーズ船に乗ったまま 帰途に向かいます。
当方は午前同様 上部デッキに居を定め、煙を燻らしつつ、テｲテｲカカ湖の景観を
たのしみました。
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17:42クルーズ船を下船、回送していたバスに乗り ここからラパスまで帰ります。
予想通り道路工事と夕方の渋滞にも遭いましたが、思ったよりは早く20：45ラパス
のホテルに帰着しました。
朝5:00ホテル発、21時近くホテル帰着ですので なかなか長い一日でしたが、
テｲテｲカカ湖のクルージングは 快晴であったため眺望絶佳で 大変楽しめた一日
でした。
21:00からホテルで夕食。ホテルも待っていてくれて、トマトス-プ、牛肉のグリル
唐辛子ソース掛け、パンナコッタと、ボリビア産ワインとともに 今夜も美味でした。
