第十三日目	2012年3月12日

ハバナ市内観光､(メキシコ経由帰国のはずが)
予想外の事態でメキシコシテイ泊



今日がハバナの最終日｡

9:00 3連泊したオキシデンタル ミラマールホテルをでて革命博物館へ｡



ここは､もともと1929年から大統領宮殿(バチスタも使用)として使われていた建物
で(革命時学生連合が襲撃した弾痕も残っています)内部は大統領宮殿に相応し
い豪華華麗なものです｡

革命博物館として使用されるようになり､革命の各段階の写真や資料が多数展示
されていますが ライフル銃などのほか女性同志が秘密文書や弾薬を中に隠して
運んだスカートなどの意外なものまで揃っていて興味深いものです｡
(展示の中から数点選んで添付してみます｡)


また屋外展示場には グランマ号の実物がガラス室に入って厳重に保存されて
おり､カストロが使った日本のトヨタ製ジ―プなども面白かったですね｡



次に旧市街のヘミングウエイが使っていたHOTELアンボスムンドスの見学です｡



ヘミングウエイは1940-1960年の20年間をキューバで過ごしたのですが､
そのうち7年間はこのホテルに滞在し 5階の角部屋511号室がお気に入り
で住居として使っていました｡


５１１号室はヘミングウエイが使っていた状態のままで､タイプライターから洋服
帽子靴まで保存されていました｡

さて これでキューバの観光は全て終了､バスはハバナ国際空港へ｡
12:15 ホセ･マルテイ国際空港着(昼食はバスの中で弁当を)
荷物は成田まで直行でチェックイン｡

14:20 キューバ航空CU152 ハバナ空港 発｡

14:41(時差-1時間)　〃　メキシコ　カンクン空港着｡

17:41 メキシコ航空AM944 カンクン空港発｡

此処までは順調で 予定ではメキシコシテイ空港に19:55到着､21:50 メキシコ航空
AM058に乗り継ぎ 日付変更線を越えて3/14 06:45成田帰着となるはずでした｡

ところが此処でアクシデント発生！！｡



カンクン空港を飛び立った飛行機が､メキシコシテイ到着予定時刻になっても
到着せず､1時間遅れで着いた空港の様子がおかしいのです｡

なんでもメキシコシテイ空港が風が強く やむなくやや北のレオン空港に下りて､
風の様子待ちとか｡

問題は成田行きの21:50発のAM058に間に合うかどうかですが機内アナウンス
では 此の飛行機が着くまでメキシコシテイで出発を延ばして居るから安心せよと
のこと｡



レオン空港を21:50離陸し､間もなくメキシコシテイ上空に差し掛かったものの､
上空を旋回し､一度は着陸寸前まで下降したが又上昇旋回､結局メキシコシテイ
に着陸できたのは23:08｡



聞いてみると｢成田行きのAM058便は待ち切れずに既に離陸した後｣とのこと｡
｢我々が搭乗する飛行機が無い｣ことになりました｡

とりあえず 成田まで預託したスーツケースを引き取り添乗員は航空会社
カウンターで代替便探しの交渉｡

我々一行は11名が揃って同じ便に乗り､しかも出来るだけ早い便で､という
ことで色々苦労してくれましたが とても難航しているようです｡

カウンター前で寝転んだり 数時間待機しました｡



ハバナで昼食弁当をバスの中で食べただけで 腹は空いて来るし､空港内に
レストランは開いていないし､メキシコ･ペソは両替してないし・・・｡
結局我々夫婦はカードが使えるドーナッツ屋を見つけ､カプチーノとドーナッツ
数個でお腹をごまかしました｡

結局数時間待って交渉から戻ってきた添乗員の話では｢13日20:55メキシコ
シテイ発エールフランス機でパリに飛び､パリを14日23:20発 成田15日19:15着
の便が見つかった」とのこと｡

メキシコ航空は日本への直行便が週に2便しかないので仕方ないですね｡

アメリカ経由の便もずいぶん探したようですが 全員乗れるのは見つからなかった
とのこと｡

それにしても メキシコからヨーロッパのパリに飛び､そこからシベリア上空を経て
日本に帰るとは｡北半球一周に近い大飛行を楽しめる？ことになりますね｡

いずれにせよ添乗員の三橋嬢は大活躍で､｢天候が理由のトラブルの場合航空
約款でもホテルまでは面倒みれない｣というメキシコ航空に粘り強く交渉し､スーパ
ーバイザーまで呼出して ｢メキシコシテイでのホテル､送迎車､食事一切メキシコ
航空負担（もちろんパリ経由成田までの航空運賃も」という結果を引き出してきた
のですから 賞賛に値します！｡



メキシコ航空手配のミニ･バンに分乗し ホテルに着いたのが午前2:20部屋に
入り眠れたのは午前3時を過ぎてました｡

流石に草臥れました｡

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