第一日目	2012年2月29日

成田からメキシコ･シテイまで

2/29-3/14まで 家内同行でユーラシア旅行社の｢キュ-バ世界遺産物語｣
という15日間のツアーに参加してきました｡ツアーメンバーは10名｡
（夫妻3組､他に男性1､女性3）

キューバは 1492年コロンブスの第一回航海で｢発見｣され､その後のスペインに
よる植民地化で先住民族はほとんど絶滅し､、アフリカからの奴隷導入による世界
有数の砂糖生産地となりましたが､スペインからの独立闘争､アメリカの介入による
スペインからの独立闘争､アメリカの介入･支配などを経てフェデル･カストロらに
よるキューバ革命後現在のキューバ共和国となっています。

このキューバ史の中では､なんと言ってもフェデルカストロ､チェ･ゲバラなどのゲリラ
戦による社会主義政権の成立がドラマチックで､その後のソ連への接近､ソ連のミサ
イル基地建設によるアメリカとのキューバ危機でも有名ですね｡

又カリブ海地域･アフリカ･アメリカ南部･スペインなど各地起源の様々な音楽も豊か
ですね｡

今回はこれら近･現代史の足跡を辿り､同時にカリブ海と中央アメリカ地域の風俗
にも触れたいとの目的でした｡

また旅程の関係上初日にメキシコシテイに一泊し､数時間でしたがメキシコシテイ
の観光もでき､メキシコは未訪問の国でしたのでラッキーでした｡

例によってこの地域の地図と 今回の旅行日程表を添付しておきましょう｡

dddddddddddd行程表（当初予定分）
第一日目 （2/29)	成田発 13：40　エアロメヒコ航空AM057便　 メキシコ･シテイ着13：35（時差-15時間） メキシコシテイ市内観光（ソカロ、国立宮殿、 メトロポリタンカテドラル他）	メキシコ・ シテイ泊
第二日目 （3/01）	メキシコ・シテイ発09：55 エアロメヒコ航空 ﾄﾄﾄﾄAM451キューバ　ハバナ空港13：30着 ハバナ空港19：30発　キューバ航空CU6986 　ﾄﾄサンテイアゴ･デ･クーパ空港　21：50着	サンテイアゴ・ デ・クーパ泊
第三日目 （3/02）	カストロの生誕地ビランへ。 　ﾄカストロの生家他観光 　ﾄキューバ最古の町バラコアへ	バラコア泊
第四日目 （3/03）	アレハンドロ･デ･フンボルト国立公園 ハイキング。 　バラコア市内観光（カテドラル､マタチン 　博物館）。 　その後サンテイアゴ・デ・クーパへ	サンテイアゴ・ デ・クーパ泊
第五日目 （3/04）	サンテイアゴ・デ・クーパ市内観光。 　7月26日モンカダ兵営博物館 　サン・ペデロ・デ・ラ・ロカ要塞 　キューバ革命勝利宣言のセスぺデス広場他	サンテイアゴ・ デ・クーパ泊
第六日目 （3/05）	キューバ国歌発祥の地バヤモへ。 　バヤモ市内観光 キューバの国父セスぺデス 　の家､国歌広場、カテドラル他　 　セスべデスが最初の独立運動を開始した ﾄ ラ･デマハグアを経て ニケロへ。	ニケロ泊
第七日 （3/06）	ラス･コロダスへ｡メキシコ亡命中のカストロ､ 　ゲバラ等がキューバに上陸した｢グランマ 　号上陸記念公園」観光。 　その後スペイン植民地時代の街並が 　残るカマグエイへ。	カマグエイ泊
第八日目 （3/07）	カマグエイ市内観光。 (メルセデス教会広場他） 　マナカ・イスナガの荘園跡、奴隷監視塔 　ロス・インヘニオス渓谷を経てアンコンへ	アンコン泊
第九日目 （3/08）	アンコンから古都トリニダー往復観光。 　サンテイシマ教会、革命博物館、 　ロマンテイコ博物館他。	アンコン泊
第十日目 （3/09）	シエンフェゴスへ｡シエンフェゴス旧市街観光。 その後サンタクララへ｡サンタクララ市内観光。 （革命広場、チェ・ゲバラ記念霊廟装甲列車 襲撃記念碑、カピ−ロの丘 他） その後ハバナへ	ハバナ泊
第十一日目（3/10）	ハバナ市内観光。ヘミングウエイ博物館 　その後「老人と海」の舞台コヒマル村へ。 　午後再びハバナ市内観光(モロ要塞、 　革命広場､カパーニャ要塞､ゲバラ 　元住居)
第十一日夜（3/10夜）	キャバレー　トロピカーナへ	ハバナ泊
第十二日目 （3/11）	ビニャーレス渓谷へ （ハスミネス展望台、 　ムラル壁画、インデイオの洞窟） 　午後再びハバナ旧市街観光（アルマス 　広場、カテドラル広場､旧国会議事堂他）	ハバナ泊
第十三日目	ハバナ （ヘミングウエイ常宿ホテル・アンボスムンドス、 革命記念館他） 14：00　ハバナ空港発　キューバ航空ＣＵ152 14：25　メキシコカンクン空港着 17：30　カンクン空港発アエロメヒコ航空 ＡＭ94419：55　メキシコシテイ空港着 21：50　メキシコシテイ空港発アエロメヒコ 航空ＡＭ058
第十四日目 （3/13）	日付変更線通過	機中泊
第十五日目 （3/14）	06：45　成田空港帰着 　ﾄ（ー旅の雑感ー）

さて上記予定表に記したように 第一日目は時差の関係上､成田を出た同じ日付
の2/29 13:35メキシコ･シテイに到着｡

(飛行時間約13時間､時差-14時間)｡

メキシコ入国手続･通関後　メキシコシテイの観光をしました｡

メキシコは当方も初めての国ですので 簡単にメキシコの紹介をしておきましょう｡

メキシコ合衆国（立憲民主政共和国）概要
正式国名		メキシコ合衆国（立憲民主政共和国）
面積		196万ｋ�u（日本の約5倍）
人口		1億868万人（2010年）
首都		メキシコ・シテイ
政体		共和制
人種構成		欧州系と先住民のとの混血60％、先住民30％、欧州系 （スペイン系他）9％、其の他1％
宗教		カトリック（国民の約9割）
言語		スペイン語
歴史		1519年　エルナン・コルテスの率いるスペイン人侵入。 1810年スペインからの独立運動開始 1821年スペインから独立 1846-48年スペイン-米国戦争 国土の半分近くを米国 に割譲　 1910年　メキシコ革命勃発 1917年　現行憲法公布 1938年　石油産業国有化 1994年　債務危機 2006年から現カルデロン大統領の政権が続いているが （任期6年再選不可）治安改善・雇用創出・貧困解消など 課題多し。 （2012年7月次期大統領選挙、連邦上下院選挙予定）

メキシコ・シテイの写真を少し並べてみます。

最初はメキシコ　シテイ空港着陸寸前の市街写真。

到着後バスでメキシコ シテイの中心部、ソカロ広場（憲法広場）へ。

此処はカテドラルや国立宮殿（大統領府）メキシコ連邦庁舎などに囲まれた　 立派な広場です。

国立宮殿は生憎此の日は非公開日でしたので　外観のみ。

また此の広場は元来スペインが侵略してくるまでは　アステカ王朝の中心部
であり、鷲とメシカ族の像や　テンプロ・マヨールと呼ばれるアステカ時代の
ピラミッド跡などもありました。

その後、カテドラル内部を拝観。

ここにはメキシコらしく黒いイエス様が祭られており､懺悔に来た人々の罪を吸い
とって下さったためと言われています｡

かって､先住民はそれぞれ別の言語を話していたため､カテドラルには言語別の
小さな礼拝堂も設けられています｡

ソロ広場からバスでグアダルーペ大聖堂に移動｡

此処は1531年12月に 此処の住民ファン･デイエゴの前に４回聖母マリアが姿を
現し､｢丘の上に教会を建てるよう司祭に伝えよ｣と述べられ､その時咲いた時節外
れのバラの花をファン･デイエゴがマントに摘んで司祭に伝えたところ褐色のマリア
像が浮かび上がったとのこと｡

このマントが現在も大聖堂の中心に祭られており､世界三大マリア奇蹟としてロマ
法王庁に正式に認められているものです｡

現在の大聖堂は 丹下健三の影響を受けた建築家によって新しく作られたもので
代々木のオリンピック体育館に似た様式ですね｡

昔の丘の上教会も聖堂も　新しい大聖堂の裏に残っています。

夜はメキシコ・シテイのカミノレアロプエルト　ホテルに一泊。

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