第三日目 2012年3月02日
ビランのカストロ生家観光後 バラコアへ。
いよいよ今日から本格的にキューバ観光が始まります。
折角到着したサンチャゴ・デ・クーパですが、市内観光は数日後ということにして、
8:00 ホテル発 1時間余りかけて近郊のフィデル・カストロの生家のあるビランへ
行き、そのあと足を伸ばしてキューバ最古の町バラコアに向かい今夜はそこで一泊
の予定です。本日も快晴、キューバはやはり南西部のほうが暑いようで これから日中は30℃近
い日が続くようです。
ビランまでの道でバスの窓から見ていると、馬車に乗るものあり、トラックの荷台に
ベンチを作りつけたたトラックバスあり、オートバイありで 道を走っているだけで
色々なものが眺められます。
勿論大きなヤシの木やサトウキビ畑も・・・。
9:20 ビラン到着。カストロの生家見学です。
フィデル・カストロの父アンヘルは1895年スペインからキューバに来て ここで
農園・果樹園などを開き、努力して最終的には1万haもの大地主となり、家族や
従業員のための小さな幼稚園や学校、病院、映画館、闘鶏場なども開いてちょ
っとした村となっていたようです。
カストロの母リナはキューバの西の貧しい家の出身でしたが 結婚してアンヘル
氏と協力、農場の経営に努めるとともにフェデル・カストロを含む七人の兄弟
姉妹を設けました。(フィデル・カストロは1926年8月13日生)
写真を見ても広大な敷地で、大変裕福な生活だったようですね。
カストロの父母の並んだん写真も飾れれていましたが、この時母親のお腹にいた
のがフィデル・カストロだそうで、こういう写真がみられるのも生家なればこそですね。
(なおカストロ家の子供は皆体重5000g以上で生まれたそうです)
生家には母リナの使った1918年製のフォードや銃も残っており かなり活発な人
だったようでもあります。
フイデル・カストロは小学校途中から寄宿してサンチャゴ・デ・クーパの学校に通い、
後にハバナの高校に転入、記憶力と計算力に優れた、且つスポーツ好きの少年で
あったようです。
1945年9月 19歳のフィデルは名門ハバナ大学の法学部に入学、、演説の上手い
目立つ学生として注目され、スペインからの第二次独立戦争の指導者だったホセ・
マルテイの平等思想に傾倒し、、社会の不平等を憎む正義感の強い、学生運動の
リーダーとして育っていったようです。
10:40 カストロの生家の見学を終え 今夜の宿泊地キューバ東端のパラコアを目指
し、ガタガタ路を通って 13:40ホテルMOAで昼食。
さらにバスは走って17:20キューバ東端部のバラコアのエルカステージョホテルに
到着しました。
ここは元お城だったところで ホテルから目の下にキューバ最古の町バラコアと海
が見渡せる景色のよいところですね。
明日はここを拠点にアレハンドロ・デ・フンボルト国立公園のミニハイキングを楽しむ
予定です。
ここでキューバの東半分の地図を添付し本日分を含めた本旅行前半部の観光地
を示しておきましょう。
行程表へ