エジプト写真紀行2（現地１日目）アレキサンドリア
エジプト観光の現地1日目の2月4日は、カイロからバスで３時間余、約220ｋｍ北上して、アレキサンドリアの観光。
アレキサンドリアは エジプトの北端 地中海に面した長い海岸線をもった街でなかなか風光明媚なところですね。
地中海を経てギリシャ・ローマに繋がり、古代欧州文化がアフリカ大陸に伝わった入口となったところで、所謂グレコ・ローマン(ギリシャ・ローマ)風の遺物の多い街です。
この街自体 アレキサンダー大王が紀元前4世紀に建設したもので、例のクレオパトラ7世の宮殿もこの海中に沈んでいるようです。
気候も 雨の降らないエジプトの中では 地中海性気候の影響で 雨が降るようで
丁度我々の行った日も かなり激しい夕立があり カイトベイの要塞や アレキサンドリヤ図書館などは外観だけであきらめました。
この日の見学は紀元前290頃建てられた)セラピッス神殿の跡（ポンペイの柱、写真右上）、グレコローマン博物館(写真左下)、コム・エル・デイッカ(円形劇場跡)(写真右上)、紀元後1〜2世紀に作られたキリスト教徒の地下3層の共同墓地といわれるコム・エル・シュカファのカタコンベ（写真撮影禁止）、など。
これらはいずれも夕立の前 快晴時に見物できました。
しかし クレオパトラの時代というのは エジプト末期王朝時代の更に後の紀元前30年ごろ、エジプトの長い歴史から見れば(階段ピラミッド
などは古王国時代紀元前26５0年頃)、まだまだ新しい時代に属するのですから この国の歴史の長さには 驚くべきものがありますね。
この日のホテルはムンタンバ宮殿跡の公園内にあるヘルナン・パレステインホテル(写真右下、なかなか眺望の優れた 良いホテルでした。
東京からシンガポール乗り継ぎ、ドバイ経由デ二十数時間かかってカイロに着き、朝食後バスで230キロ、3時間半ほど走ってアレキサンドリヤ、そのまま彼方此方見学だったので この日はぐっすり眠りました。
