　エジプト写真紀行　10（現地９日目）

ナイル川クルーズ　コムオンボ神殿・ホルス神殿

現地９日目の2月12日は　船室で眠っている間に　午前3時半ごろ　船はアスワンを離岸してナイル川を北に向かって航行していたようで、朝　目が醒めると　コムオンボに接岸寸前でした。

　ナイル川がゆったり流れているのと、下流に向かって流れに乗っての航行なので、殆ど動いているのに気が付かないほどの静かさです。

　７.00には朝食を済ませて一旦下船、コムオンボ神殿の見学です。
この神殿は　紀元前1400年頃　新王国時代のトトメス3世が造り、その後プトレマイオス6世の時代に拡張されたものと言われ、鰐のミイラや　当時のカレンダーのレリーフ、出産・医療用具のレリーフなど珍しいものが沢山ありました。

　帰船して、8.10には船は次のエドフに向け出航。
　しばらく屋上デッキで椅子に座り、ビールでも飲みながらナイルの両岸の眺めを楽しみます。
　なお、どのクルーズ船でもそうですが、船のスタッフが毎日ベッドの上に折りにタオルで飾りを作っていてくれ、今朝は帰船すると　花飾りの形が素敵に出来ていました。

　午後1時　エドフに接岸。馬車に分乗して　エドフのホルスト神殿見学に。
　これは比較的新しく（？）、紀元前237年着工、紀元前57年に完成したもので、ハヤブサの神ホルス神を祭った神殿で　あちこちに隼の像やレリーフがあり、また　ローマがキリスト教を国教として以降　一時キリスト教徒が住み着き、炊事の煙などで神殿の高い天井が煤けているのも面白く感じました。

　15時船はエスナに向けて出航。
　船上でプールに入ったり、カクテルパーテイや　民族衣装ガラベーヤを着てのパーテイなど夜遅くまでクルーズ・ライフを楽しみました。
　ただ、7O部屋140人の定員の船に　乗っている船客は添乗員現地ガイドを含めて当方16人のグループに、カイロ在住のエジプト人新婚夫婦（奥さん美人・旦那もハンサム）その他数名では、やや盛り上がりに欠けますね。
　それでも　上記新婚さんも乗組員も一緒にパーテイではゲームなどに参加してくれ、まあ楽しく過ごせました。