2018年5月17日  ギリシャ周遊とエーゲ海
クルーズ 第4日目

    カランバカ滞在、メデオラ修道院群往復観光
                 
                       (カランバカ泊)
 

 ギリシャ北部は廻る人が少ないので、昨日までのテッサロキニからペラ、ヴェルキナから
カランバカまでの位置関係を明らかにするため地図をここで掲げておきましょう。

 

 

さて今日は峻険な奇峰石段登りの難所 メデオラの修道院巡りです。



どうしてこのような奇岩の連なりができたのかははっきりしないが、いつのころから
か信仰と修行に励む修道僧たちがこの奇岩の洞窟などに穴居しはじめ、やがて
僧院になっていったようで 多くは14世紀に建設されたものと言われるています。
 
現在は メガロ・メテオロン修道院をはじめヴアルラ−ム修道院、アギア・トリアダ
修道院、アギオス・ステファノス修道院、アギオス・ニコラオス修道院、ルサヌ修
道院などがあちこちの奇峰の頂上に設けられている。[4番目と6番目は尼僧院)。
 
当然下界との交流は極度に制限され 生活物資も峻険な階段を人力で揚げるか 
粗末なワイヤ-のロ-プに頼ることになりますね。
 
朝9:30バスでホテル出発。(バスでいけるところまで登ります)。 



道路が整備されたおかげで バスは奇岩をめぐりながら結構高いところまで
登って行きます。 
 


われわれはまず最大のメガロ・メデオン修道院へ。地形の関係でバスを停めた
ところから一旦階段をかなり降りて又対岸斜面の石段を登らなければなりません。
 

その数2百数十段とか。ともかく登らなくてはいけませんので頑張るしかありません。
 
幸い石段もきちんとしているし 鉄の手摺もしっかりしているので それにすがり
ながら老骨もなんとか修道院に辿りつきました。

 

流石結構な修道院ですね。
 
折角登って来たので テラスに出て記念写真も撮っておきました。
 


登った分だけ石段を下り とちゅ物資輸送用の簡易ロ−プウエイも眺めつつバスへ。

次はすぐ近くのアギオス・ステファノス修道院です。 


ここは石段で左程苦労することもありませんでした。

ここも巡礼者用の施設も整った綺麗な修道院ですね。 


特にこの修道院からの眼下に広がるカランバカの村の景観は秀逸です。


最後に足もとの悪い少し長い道となるのですが、ルサヌ修道院(尼僧院)へ。

 
 
メデオラの各修道院の見学を終え 12.40 車窓からロッククライミングの様子など
眺めながらカランバカの街に帰着。



遅めの昼食にギリシャ伝統料理のスタッフド・トマトなど。
 
   
この日の夕食は各自自由だったので 午後はそれぞれ自由行動。
 



このホテルのベランダでの喫煙はOKだったため 当方は持参の日本食を自室
ベランダで…のんびり夕食。       良い一日でした。
 

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