第3回・第3日目
ラバトからタンジェへ。
・この日は朝8:30ホテル発 ラバトからタンジェへ移動しました。


タンジェには12:20到着。タンジェのレストランで昼食です。

 ここから東の地方はモロッコでも地中海気候の影響を受け、また古くはフェニキア
時代からヨーロッパとアフリカとの交流中継地となっていたので 風物も少し変化し
ます。さらにタンジェの東のセウタ・メリリア両都市は今でもスペインに領有されたま
まです。
 (ここでモロッコの地図を入れておきましょう。)
 第一回の旅程表とモロッコ周遊図に記したように カサブランカからラバト、タンジェ
と北北東に進み、そこからフェズを経てアトラス山脈を越え南下してメルフーガで
サハラ砂漠西端の観光をし、その後アトラス山脈方向に北上してカスパ街道を西に
すすみ再度アトラス山脈を南から北に越え、マラケシュから北大西洋沿岸のエッサウ
イラに出て さらに大西洋岸地方をカサブランカまで帰ってくるというのが 今回の旅
の大まかな流れです。
タンジタンジェ

ここは対岸のスペインとジブラルタル海峡をはさんで最狭部13kmしかなく 
ヨーロッパから見たモロッコの玄関口。

また大西洋と地中海を分かつところで ヨーロッパからさまざまな人が流入し、
またこの地域からスペインアンダルシア地方などへ移住しり 国際都市として
の履歴も長く、コスモポリタン的な色合いも濃い。

・タンジェ観光の最初はスパルテル岬
前記したとおり対岸はスペインで 岬からスペイン領土が望見できるこの地域は 
風光明媚で モロッコ王宮別邸やサウジの王族その他欧州の富豪の別邸も多
ところです。
天気も快晴で北大西洋から地中海にかけての眺望と ヘラクレスの
洞窟の奇観も楽しめました。
 ヘラクレスの洞窟は大西洋の浸食作用によるもので ギリシャ神話によると
12の難行を課せられたヘラクレスが 世界に西の果てにある黄金色のリンゴを
採った跡ここれ休んだ」との伝説がある場所です。
 洞窟の内側から大西洋を眺めると 洞窟の入口がアフリカ大陸の地図を裏返
したように見え 御丁寧に左下にマダカスカル島の形まで付いています。
 ・ついでタンジェのグランソッコと呼ばれる194749日広場
ここは当時欧米列強のの国際管理化にあったタンジェのモロッコ国民による
民族自決独立を訴える演説をムハマッド五世がした場所として有名です。
 ここでバスを降り、メデイナ(旧市街)を現地ガイド付きで散策。
.旧市街を出て新市街へ出てからバスに乗り17:05宿泊のインターコンチ
ネンタルホテルに到着。今夜はここで一泊です。
 
  行程表に