南米旅行7日目 クスコ経由チチカカ湖畔プーノへ移動
この日は、前夜泊まった標高2700ｍのウルバンバのホテルから、標高3400ｍ
のクスコを通り、この旅最高地点の4313ｍのララヤ峠を経て、標高3855ｍのチ
チカカ湖畔の町プーノまでバスで約400ｋｍ移動する旅でした。
朝早めに起きて朝食後7.00にはホテル出発でしたが、前日までに懸案のマチュ
ピチュ観光を無事済ませたこともあって、快晴の天気も爽やかです。
クスコで見残したインカ最盛期の神殿跡サンドミンゴ教会を見、又走って
11.20ラクチ遺跡（インカの神殿と神官や生贄にされる少女の住居跡など）を
見学、時間節約のため昼食はバスの中でオニギリ弁当。
バスは更に走って、13.15 この旅の最高地点4313ｍのララヤ峠に到着。
さすがに「空気が薄い！」という感じです。
丁度峠の台地には クスコ--プーノ間に週二回走る観光列車が停まっていて、
この列車は高度4300ｍの峠でフルコースの食事を楽しむのが「売り」だとか・・・
其の後もバスはひた走り、16.30 シュスタニ遺跡に到着。
ここはインカ、其の前のプレ・インカの時代からの豪族の墓場で、色々な形の
石塔が なだらかな丘の上に点在しています。
石塔には 東向きに小窓が開いていて、6/21冬至の日に太陽が差し込み、それ
を受けて死者が生まれ変わったときに幸せな人生が送れるようになると信じら
れていたようです。
シェスタに遺跡の周囲はウマイヨ湖が広がり、丁度日没時が近いので、落日
を見ながら暫時休憩。
夕日を浴びてリャマ（ラクダ科の動物、インカ時代から物資運搬の担い手）
がノンビリ散歩していました。
18.20 チカチカ湖畔の町 プーノに到着。
（この日は高所の連続で 宿泊場所も3855ｍ、流石に高所症で息苦しく、夜は
一睡もせずに タバコを吸って！すごしました）。