南米旅行10日目 
 アマゾン川クルーズ、マナウス市内観光、リオデジャネイロ泊


 前日ピラニア釣りが出来なかったので、この日は朝早く6.30にホテルを
出て チャーターしていた遊覧船に乗り込み 朝のアマゾンクルーズを楽し

みつつ、ピラニア釣りも楽しみました。

 アマゾン流域は 船が交通の主要手段なので、沿岸に造船所も多く、ま
た船の燃料用に 川の中に沢山のガソリン重油スタンドがあるのも興味深
く思いました。

 ピラニア釣りは 小船に乗り換えて40分ほど楽しみました。

だいたい小生は釣りの経験がほとんど無いので、当初周囲のツアーメンバー
が手つきもよろしく次々に釣るのを見てうらやましくおもっていましたが、
途中から釣れだし、合計四匹。一番釣った人が5匹で、しかも全体の中で
一番大きくて良形なのが小生の獲物でしたので、大変満足でした。

 餌は牛肉片で 船の漁師が餌をつけるのと鉤はずしを遣ってくれるのです
から殿様釣りです。
(
ピラニアを釣針からはずすときに指を食いちぎられる危険あり)
 なお ガイドの話では 一度150kgほどの子牛をピラニアのいる川に投
げ込んだところ、1時間20分で跡形も無くなった由で、アマゾンでの完全犯
罪は 死体をピラニアに食わせてしまうことだそうです。
 10時過ぎに遊覧船から陸に上がり マナウスの市内見物。
・自然博物館でアマゾン流域の色々な蝶・昆虫の標本を見たり、種々のナマ
ズの類の大きな魚をみたり。

小生のすきな中央市場の魚・肉・果物・野菜売り場も見学。



感心したのは アマゾネス劇場という立派なオペラハウスで、マナウスが
天然ゴム輸出の拠点として最盛を極めた頃、富裕なゴム商人達が金を出し
合い 鉄はイギリス、大理石はイタリア、椅子はオーストリー、シャンデ
リアはフランスからとすべて欧州から材料を運んで作ったもので、1896
完成の折には パリのオペラ座、ミラノのスカラ座など並び称された立派
なものです。

 ただ歌手など 南米への出張公演を好まぬため、法外な報酬を払って連れ
てきたとか。

 もう一つ 当時は冷房が無かったので、床に通風孔を沢山設け、外で奴隷
に棕櫚の葉で通風孔の入り口に向かって煽がせたようですが、それにして
も暑くて仕方が無かったようで、観劇用のドレスなども、いくらかでも涼
しいものを工夫して作ったとか。

14.50 マナウス空港を発ってブラジリヤ経由リオデジャネイロへ向かい
21.42リオ着。

 コパカパーナ海岸真ん前のホテル メリデイアンに宿泊です

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