南米旅行11日目夜 リオの サンバ・ショウ
リオといえばカーニバル。
毎年2月に四日間 リオ中が熱狂し、世界中からそれを見物に来る。
リオの人は一年かかってお金をため、衣装や山車を準備し、練習を
重ね、「そのために一年を生きてきた」といわれるほどです。
特に貧しい階層の人ほど このサンバ・フェステイバルに力を注ぎ、
「ブラジルで革命が無いのは カーニバルとサッカーという欲求不満
を解消する術があるからだ」などと冗談が言われるそうです。
主会場のスタジアムではトップレヴェルのサンバ学校を中心とした
18チームが登場し、１チームあたり4000名ほどの踊り手が色々なテー
マに従って舞い踊り、このコンクールでの優勝は大変な名誉となる由。
一度はカーニバルの本番を見てみたいものとはおもっていますが、
何しろ一年に四日間ですし、大変な混雑でもあり、観光客用に常設の
サンバ・ショウを行っているクラブが幾つかあるので、旅行11日目の
夜、其の一つに行って見ました。
カーニバルの熱狂とは程遠いのでしょうが、若い女性の見事な肢体
の躍動するさまを眺め サンバの一夜を楽しんできました。
このMAILの読者のオジサンたちためにも 付録編としてシリーズの
中に独立して、撮ってきた写真のうち数枚を集めてみました。
お楽しみください。
