南米旅行１５日目 アルゼンチン ブエノスアイレス市内観光
前夜タンゴ・ショウで夜が遅かったので この日は午前中ユックリして
午後からブエノスアイレス市内観光。
ところで アルゼンチンの国の紹介が未だでしたね。
アルゼンチンの面積は島などを除いた大陸部分で274万平方キロ（日本の約7.5倍）
南北3700kmにも及ぶ国土には、広大なパンパ、雪のアンデスの山波、パタゴニア
の荒野と、熱帯のジャングルから氷の大地まで表情も豊かです。
人口3626万人（スペイン･イタリアを中心とした欧州系97％インデイヘナ3％）
隣のチリと並んで 欧州系の移住者がほとんどの国です。
平均寿命・識字率も高いのですが、ただ 失業率も15.6％と高いですね。
首都は 此処ブエノスアイレス。一見、海かとおもうほどの広大なラブラタ
川畔に拡がる大都市で、ブエノスアイレス市の人口は約300万人ですが首都圏
人口は1000万人を越えます。 人口分布的にもブエノスアイレス市周囲480km
の地帯にアルゼンチン全人口の1/3が集まっているようでうす。
さて、この日午前中の自由行動時間には、小生はタクシーで 南米諸国解放
の父と呼ばれるサンマルチン将軍の銅像のある広場へ行き 商店街を眺めたり
しましたが、昼前ツアー全員揃ってアルゼンチン名物アサード（肉料理）の昼
食へ行き、そのまま市内観光へ。
聖母ピラール教会脇の北部墓地での 元ペロン大統領夫人エヴァの墓（この
墓地は最も古く格式のある墓地で 墓一基がマンション価格ぐらいする由）
道幅144ｍ世界一広いといわれる7月9日通り
（1816年7月9日アルゼンチン独立にちなんだ命名）
・その通りの真中にあるオベリスク
・ブエノスアイレスノ中心である5月広場とそれを取り巻く大統領府などの
建物など、一通り見て廻りました。
なかなか壮大な しかも綺麗な市街ですね。
ブエノスアイレスとは「きれいな空気」という意味だそうですが、その言葉通
りに 空はきれい、南半球の陽春の日差しを受けて、町の中心のどの芝生でも
寝転んで日光浴を楽しむ若い男女の姿がみられ、こちらまで寛いだ気分になり
ます。この旅行の日程も終わりに近づきホッとした気分もあるのでしょう。
最後に夕方前 タンゴの発祥地とされるカニミートを見学。
ここは町の中心と違ってレトロなやや猥雑な感じのするところで、昔欧州
からの移民船が着いた港町の雰囲気を再現しています。
さて この18日間のツアーも ホテルのベッドの上で眠れるのはこの日が最後、
翌日チリのサンチャゴ観光をしますがそのまま夜行の飛行機でアメリカのアトラ
ンタへ。そこで飛行機を乗り継ぎ、来た順路を逆に日本まで長い帰路につくこと
になります。
夜はスーツケースの整理など。