南米大自然写真紀行(11)最終回
第14･15日目　　
 9月9･10日

第14日･15日目(9/9･10)ヒューストンから成田帰着。
(機中泊）

9月9日はいよいよ日本への帰国便に乗る日。
6:30モーニングコールで8:00ホテル出発。

　考えてみれば 今回の旅行はあわただしかったので､前日15時から翌朝8:00
まで特段の観光日程もなく（途中ショッピングモールへ出かけたとはいえ）一番
長くホテルに居られた日かもしれませんね。

9日10:50 コンチネンタル航空7便にてヒューストン空港発。
約14時間のフライト（機中泊）

9月10日14:20成田帰着（時差+13時間）

ーーー今回の旅の雑感ーーー

1.今回の旅は 飛行機遅れなどもあり 日程的にかなりハードなものとなりましたが、
天候やその他もろもろの条件には恵まれ パンタナール湿原･レンソイス白砂漠･
ギアナ高地（エンゼルフォール）の3か所とも　素晴らしい状態の景色を見ることが
できました。

　定期便の飛行機には遅れに悩まされましたが 都合4回のチャーターのヘリ・セス
ナ機の飛行はいずれも無事に飛行でき 特になかなか着陸できないことも多いという
ギアナ高地のテーブルマウンテンの頂上着陸ができたことも 幸運なことであったと
思います。
最大の眼目 エンゼルフォールも 空中から 地上から 楽しめました。

　乾季に向かって 遡行が懸念されたカラオ川･チュルン川も かろうじてOKでしたし、
青空を背景に下から見上げるエンゼルフォールの迫力も十分でしたね。

前回 雲南省自然紀行の折には天候に恵まれず｢天気男にもついにヤキが廻ったか?｣
と懸念していましたが これでまたやや自信を取り戻すことができそうです。

2.他方 数十年の写真撮影人生の中で初めて､撮った画像の大部分を失うという事態
に陥り 自らの不注意によるものながら､悔やみきれない思いです｡
従来旅行中の食事の折でもカメラとメモリーカードは体から離さなかったのですが、
カメラがD-90に新しくなりSDメモリーカードに替わって手持ちカードの準備が少なく、
画像ストレージに移しては カードを更新して使っていたのがいけませんでした。
　やはり大事なものは　画像ストレージのほか カード自体でもダブルで保持することに
しなければいけませんんね。帰宅して早速失くなったEPSONの画像ストレージと同型
を買い込む折SDメモリーカードも沢山買い足してきました。

3.そんなわけで 肝心の画像が少ないため 今回の写真紀行は従来と異なる編成とな
らざるを得ず､またこの｢旅の雑感｣自体に旅で出会った人々の顔写真も挿入できませ
んでした。
　また 旅程がハードであったため移動するのに大わらわであった上､帰宅後も画像の
少ない中での写真紀行の作成に苦慮していて､それぞれの場所についての考察メモ
も不十分となりました。

4.しかし同行のN氏の御好意で写真を借用できるなど どうやら曲がりなりにも写真紀行
の形をつけることができ､ホッとしているところです。

5.よって いつも以上にお粗末な｢写真紀行｣となりましたが　お許しください。

6.毎度書きますように 旅の度に 当方の体力の衰退が著しく 1時間以上のトレッキング
はムリなような気がしてきましたが なんとか頑張って次に旅の機会を得られた折には
もう少しましな記録にしたいと考えております。

7.それにしても南米は広いですね。
ブラジルとベネゼラだけでもこの広さです！


　今回のメインの観光地3か所が相互に離れていたこともあって 移動距離が長く　
正直だいぶ疲れました。
とはいえ それぞれの場所ごとの景観が全く異質というほど大きく異なって 自然の
豊かさを改めて感じさせられました。

世界は様々。その多様性が損なわれることが少しでも少ないことを祈念しています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 以上。