南米大自然写真紀行(9
第12日目  
9月7日
12日目カナイマ・ラグーンクルーズ。
エンゼルフォール遊覧飛行。
カナイマ発プエルト・オルダス経由カラカスへ
7日は朝 カナイマのラグーン・クルーズ
ここは95日 サンタエレナからセスナでカナイマに来た折 着陸寸前に空から
見て
コランドリーナの滝として写真で紹介したところで、穏やかなラグーンで舟
から眺めても見ようというわけです。
正面左からアチャの滝・ワダイマの滝・コランドリーナの滝・ウカイマの滝と並んで
おり
滝としての落差はあまりないのですが 多くの滝がパノラマ状に並んでいる
さまはそれなりに楽しめました。
 (ここからまた小生撮影の画像はEPSON画像ストレージとともに喪失して
いるので、再びN氏から借用のもので場をつくろうことになります。)
ラグンクルーズののち、10:00からセスナ3機に分乗してエンゼルフォールの遊覧飛行。
9/5サンタエレナから来た折についでに見たのと異なり、今回はエンゼルフォールに
的を絞った遊覧飛行で 滝にも近づき また岩肌すれすれに飛んだり、川の水面に車輪
がつくほど
低空飛行もしたり 楽しめるものでした。(但し画像は喪失)
 13:40 カナイマの飛行場からセスナ2機と それより少し大きい飛行機3機に分乗して
カナイマ発 プエルトオルダス経由カラカスへ向かいます。
なおこのうち一機のパイロットは 我々がカライマで2泊したパラカウア・キャンプのオー
ナーの息子さんで、また現地でガイドしてくれたラジシール氏の三番目の奥さんもカナ
イマ飛行場で民芸品の露店を出しており、観光事業の職業拡大効果を如実に示して
いるようでした。


 14:45までに順次全機 プエルト・オルダス到着。
サンタエレナで別れたスーツケースも 陸路到着しており、各自空港ロビーで開け
てそれまでの携行品をボストンバックなどから詰め替え。
カラカスへ向かう乗り継ぎ便まで時間があるので その間小型のバスでオリノコ川
を見に出かけました。
オリノコ川は ギアナ高地から流れ出て北西に流れ コロンビアから流下する支流
を併せて大西洋にそそぐ全長2050kmの大河です。
 また プエルトオルダスは人口約80万人、ベネズエラでは4.5番目の街で、周辺
でアルミニュウムや金・ダイヤモンド採掘が行われ、地下資源の豊富なベネズエラ
を象徴するような街です。


オリノコ川流域には今後100年はもつという石油が眠っており、プエルトオルダス 
ガイドのマッシモさんの話では ガソリンのスタンドでの販売価格は90リッターで
1US
ドル!。
 通常の乗用車で(タンク容量50-60リッター)で満タンにして札を出すと(50
程度なのでお釣りが面倒だ!と)「コインで払え」と怒られるそうです。
18:20発予定のR7 745便が40分遅れでプエルトオルダス空港発。
カラカスに 20時過ぎに到着。
ホテル オレ・カリベに21:00 チェックイン。
カラカスはベネズエラの首都だけに 流石に立派な街(人口440万人)ですが到着が
夜のことでもあり 山の手に貧民街の灯(南米では山の手に貧しい人たちが住んで
いる)が綺麗に光るのと、夜の大西洋を僅かに眺めるにとどまり、プエルトオルダスの
空港の床でとりあえず詰め込んだスーツケースの荷物整理でこの夜は終わりました。
     
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