第七日目

カラファテからエル･チャルテンへ
バスで移動。

セロ･トーレ展望台へのハイキング。

　この日はバスでエル・チャルテンへ移動。

朝7.30カラファテを出て、アルゼンチン湖沿いに東へ向かい、国道
40号線をレオナ川に沿って北上、ラ・レオナを過ぎてビエドマ湖沿い
に北西へエル・チャルテンまで約220ｋｍほどの移動です。

　アルゼンチン湖沿いで 朝焼けを楽しみ、ついでこの行程中初めて
グアナコ数等の群れに遭遇。
グアナコは リャマの祖先にあたり、パタゴニアからアンデス高原に
いたるまで広く存在し､特にペルーではインカ時代以前から荷運び用
にも活用されていたようです。
肉や皮､毛も人間に利用されるため､一部乱獲により絶滅が危惧されて
いますが､今回の旅行中度々目にすることが出来ました。

　国道40号線は白人入植時代 移住者が羊を連れて南下してきた道で
別名「羊の道」とも呼ばれていました。

　ラ・レオナで一軒ぽつんと建つラ・レオナカフェで小憩、ここは昔
レオナ川に未だ橋がなかった頃船で人と羊を渡す仕事から始めて、
小間物売りから旅宿まで営んでいたようですが、1974年、橋が出来て
から廃館､最近はカフェとして再オープンしているもので､レモンパイ
がなかなかの味。

荒野の中のオアシスの感じです。

　ピエドマ湖沿いに更に走って11.30　エル・チャルテンの村に到着。
人口600人、標高480ｍの小さな村で　ホテルも二つに分宿となり、
我々はカレンシエンという宿へ。
簡単に身支度を整えて セロ・トーレ展望台までのハイキングに出発。 
標高700ｍの展望台で片道1時間半程度なのですが、平素の運動不足が
たたって最初の登りでバテ気味でした。

好天気でしたが トーレ山（3102ｍ）アデーラ山（2938ｍ）の頂上は
雲に隠れていました。
しかしソロ氷河やトーレ氷河はよく眺められ、少々疲れましたが、
十分目を楽しませてくれました。

この日から ここエル・チャルテンで二連泊です。

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