第九日目

エルチャルテンから カラファテ経由
チリ国境を越えてパイネ国立公園まで。

この日は エルチャンテンから チリ国境を越えてパイネ国立
公園までバスで600ｋｍの移動日です。
朝8.00 例によって未だ薄暗い中をエルチャルテン出発。

　7日目(2/27)にたどった道をピエドマ湖沿いに南西へ戻り､
途中おなじみのラ･レオナ カフェで小憩、

バスは更にレオナ川沿いに国道40号線を南下、アルゼンチン
湖沿いにカラファテまで。　カラファテで昼食。
その後エスペランサを経由して南西に向かい チリ国境へ。
このコースは基本的には荒涼とした荒野ですが 途中適宜湖や
川もあり、また時折野生動物などの姿も見えて パタゴニアの
雰囲気を車窓から楽しみました。
(レアというのはダチョウに似た鳥で､タンチョウ族レア科とか)

さて17.30チリとの国境通過で､この旅行中始めてのチリ入国と
なります。
アルゼンチン側の出国手続きはさしたることはないのですが、
チリ側の入国手続きは厳重を極め､全員が手荷物･スーツケース
を開けさせられてチェック。かなり時間をとられました。
特に食物など持ち込み植物の検査が厳しかったようで､日本製
の食べ物など一々説明を求められました。

チリ国境を越えて、バスもチリ側のバスへ乗り換えです。
　(アルゼンチンとの時差−1時間修整）
国境を越えてしばらくで19.30チリのパイネ国立公園のゲート通過。
ゲート付近でグアナコの群れの歓迎を受けました。
雄一頭のボスに雌と子供50頭ほどの群れです。

国立公園の中の奥まったグレイ湖畔の今夜のホテルラゴグレイ
に21.00到着。

途中車窓からパイネ･グランデ(3050ｍ)パイネの角(2600ｍ)
などの山々を眺めながら行きました。
雲が掛かっていたりあまりハッキリした眺望でないのを残念
がる人もいましたが､ここは二連泊で明日も明後日もパイネ
国立公園の観光ですし､なにしろ天気の神様の恩寵に恵まれた
小生がツアーに参加しているのですから焦ることはありません｡

ゆっくり風呂にでも入って､時差1時間マイナス分をいれて
朝8.00から21.00まで14時間600ｋｍの長いバスの旅の疲れを
癒すことにしましょう。

このラゴ･グレイホテルは国立公園の中で人気も高くなかなか
予約の取り難いホテルで､設備･食事･眺望ともに立派なホテル
です。

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