12回 第十一日目	10月3日

モスクワへ移動。赤の広場他観光。

この日はスズダリからモスクワへ移動。いよいよモスクワの観光が始まります。

　ただ 日曜日ですが ダ―チャ（別荘）からモスクワへ帰る車の交通渋滞が
予想されるのでこの旅行社では珍しく6：30モーニングコール、7：00朝食、
8：00出発、早めに・・・。



幸いなことに予想がはずれ スズダリ8：00発でモスクワ14：00着となることを
危惧していたのに渋滞が全然なく　途中1回のトイレ休憩も含めモスクワに
正午前につきました。

　御蔭で時間にゆとりができたので モスクワ市内中心部のあちこちをバスで
廻りました。

　モスクワにはスターリン時代のスターリン・クラシック様式の高層ビルが7つ
あり本日午後廻るモスクワ大学本館もそうですが その他にロシア外務省・
芸術家アパートなども眺めました。



モスクワには運河が流れ 橋も多く、川畔には遊園地　川の中にはモニュメント
や噴水と結構川が主役になっていることも多いですね。

また 明日の予定だった赤の広場の見学も今日のうちに済ませることとしました。
赤の広場は 共産党時代ソ連軍軍事パレードで有名でしたが 元来ロシア語で
「赤」は「美しい」という意味で いわば「美しい広場」ということになります。

広場の配置理解のため 簡単な見取り図を示しておきましょう。

我々は 上図左下のセイワシリー聖堂から広場に入り 以下右から下へぐるっ
と廻して撮った写真を順次並べておきましょう。


赤の広場見学の後 市内レストランで13時から昼食。

　昼食後は.ヴアラビョービの丘へ行き モスクワ大学の威容と ヴアラビョービの
丘からの モスクワ市街の展望を眺めました。

次いでノボデヴィッチ修道院へ｡ここは1524年にモスクワ防衛のためのクレムリン
の出城を兼ねて建設されたもので大変歴史のある修道院ですが 今回は池の対岸
から外観を見てオシマイ｡ 当方は前回2007年に内部を見ているのですが 初めて
の家内には気の毒でした｡　またこの修道院の墓地は チェーホフ･ゴーゴリ･ツルゲ
ーネフや作曲家のショスタコ―ビッチなど多くの芸術家が眠っており､政治家では
フルシチョフ･グロムイコなども埋葬されています。

（今回修道院に入場すれば その間墓地のほうを廻ってみようかとも考えていたの
です）

モスクワでのホテル コートヤード モスクワ シテイセンターホテルに16：30到着｡

19：40からのホテルでの夕食をそそくさと済ませ 我々夫婦のみ 20：50から
赤の広場へ夜景見物に。

　実はモスクワは前回見ているので 今回は是非赤の広場のライトアップを撮影
したいものの思っていて 旅行社にも個人的にタクシーで連れて行ってくれるよう
に頼んでいたもの。

　幸いホテルが赤の広場に近いところとなったし 通訳も添乗員も忙しそうだった
ので道筋を聞いて 二人だけで夜景見物に出かけることにしたものです。

　徒歩で25分余りでしたが ほとんど迷うこともなく無事赤の広場へ。

　聖ワシリー聖堂をはじめ クレムリンの城壁 国立歴史博物館 グム百貨店に至る
までライトアップはまこと夢幻の世界を醸し出し 大収穫でした｡
今回の旅行中の白眉となり､大満足です｡

　以下画像の一部を並べてみます。

帰りは少し道を迷いかかりましたが 22；40 事故もなく無事ホテルに帰着｡

明日はクレムリンの観光後そのまま夕方成田行きの飛行機に乗るので今夜の
うちにスーツケースのパッキング｡アエロフロートは重量制限が厳しいので有名
ですので制限に引っ掛かった時の対策など深夜まで二人で鳩首協議でした。