(4日目)「再びの日照金山・貢嗄山初見参・康定」へ。

　この日も朝から快晴で、早朝 3号営地のホテル屋上展望台で
日照金山の朝日に染まる様をクッキリ望めました。

昨日予定を繰り上げて野外温泉入浴を済ませておいたので、この日は日程にゆとりがあり、添乗員とグループのメンバーが合議し、「この快晴を逃してなるものか！」と、再度別料金を払い、ミニ・バンとロープウエイを乗り継いで 標高3400ｍの４号営地へ。

　ロープウエイで登る途中、頂上が僅かにガスで覆われた貢嗄山（ミニヤコンガ）7556ｍの姿を垣間見ることが出来ました！。

　貢嗄山（ミニヤコンガ）は　四川省第一の高峰で、アルプスなどと違い
周囲に標高の近い山が無いのでクッキリとした山容で有名ですが、天気で
もガスに覆われることが多く 滅多に拝顔できないのでも有名です。
頂上こそ見えませんでしたが ほぼ山容を望見でき、大変ラッキーでした。
ロープウエイが４号営地に着いた時には再び全てがガスの中に隠れてしまい
望見できたのは ホンの一瞬のことでしたね。

　この貢嗄山（ミニヤコンガ）7556ｍは 世界で36番目の高峰で、
1932年アメリカの登山隊が初登頂、その後中国隊・スイス隊・ドイツ隊が成功していますが、日本隊は数次の遠征でいずれも失敗、多くの遭難者を出し、1997年に札幌山岳会隊が日本人としては初登頂しています。
ただ上記いずれも北西稜からの登頂で　北東稜からは未踏破。

　標高3400ｍの４号営地から　再び日照金山や6000ｍ級の山々の景観を十分堪能し、3号営地のホテルに戻って昼食。
昼食後 次の目的地 康定へバスで出発、

途中標高4000ｍの雅家峠を越え、大分下って2500ｍの街 康定へ16時前到着。

　ここはチベット・中国の交易中心地として古くから栄えた街で街の中心を水量豊かな川が貫き、その両側に商店や露店も多く夕食の前後 街のそぞろ
歩きも楽しみました。