第三日目	5月26日

　トリグラウ国立公園観光

(ヴィントガール小渓谷散策･ボヒン湖･ヴォゲル山)　

朝8：00　ホテルを出てバスで昨日とは別のVINTOGAL(ヴィントガール）渓谷
へのハイキングに出かけました。

　ここは「スロベニアの奥入瀬渓谷」といったところで、水量も多く、また道もほぼ
平坦で8：30から2時間ほどゆっくり写真を取りながらの散歩を楽しみました。
（全長10ｋｍの渓谷のうち1.6ｋｍほど歩いて往復です）

この日はどうしたわけか観光客が少なく、数人の外国観光客を除いて　ほぼ
我々グループだけでヴィントガール渓谷は貸し切り状態！。
静かな渓谷美を満喫しました。

ハイキング終了後　バスで小一時間かけてボビン湖に移動。

ボビン湖に11：20到着。
ボビン湖は一周約12ｋｍ、水深45ｍの氷河湖です。

ここから流れ出る川はサヴァ川と呼ばれ､ザグレヴ--ベオグラードを経て
ドナウ川にそそぎ最終的には黒海へ出ることになります。

昔オスマントルコが 東からこのボビン湖までは侵入したが 湖の先が山
で囲まれているのを見て ここから西北には進軍しなかった由です。


まず､ボビン湖畔のリプチュウ・ラス町の公園でトリグラウ山への初登頂者の
彫像を眺め、聖ヨハネ教会を見学。

湖畔で小憩した後バスで湖を右に見ながら ヴォゲル山へのケーブルカーへ。

ヴォゲル山は標高1922ｍ 山腹には大きなスキー場が設けられています｡
我々はケーブルで1530ｍを一気に登りました。

このケーブルのゴンドラは80人乗りで急傾斜をかなりのスピードで登る高性能
のものでした。



昼食は朝ホテルで準備してくれたＢＯＸランチでしたが､ケーブル山頂駅の
レストランでビールなどを注文してここで昼食。

BOXランチもなかなか美味でしたが当家は例によって魔法瓶に詰めて持参
したお湯で｢五目混ぜご飯｣を調製､これも持参した｢沢庵｣なども齧りました。



軽く靄っていて遠くの山ははっきりは見えませんでしたが、上から眺める
ボビン湖も綺麗でしたね。

13:30のゴンドラで下りた後､バスでボビン湖畔西北の山腹にある
サヴィツツアの滝の見物へ。

　これを見物するには 550段の坂道を登る必要があり､足萎え老人の当方
としてはかなり危惧していたのですが 持参した杖の助けもあってなんとか
滝まで辿りつきました。

滝は落差60ｍ｡水量も豊富でなかなかの迫力！｡登った甲斐がありました。



夕方ブレッド湖の昨夜と同じホテルに戻り 2連泊目です。

なお初日からこの三日目までの周遊地の位置関係ご理解のために 略図を
添付しておきましょう。