第十二日目 2013年5月17日
 文・撮影 彦由 耕二
      
マドリッド市内観光。プラド美術館、王宮他。
                 (マドリッド泊)

 
今日は9:00から一日マドリッド市内観光。

朝バスで先ず市内を少し廻り、マドリッドの闘牛場前にも行ってみました。

此処はスペイン最大級の闘牛場ですね。日曜日の闘牛の切符を求める行列
ができていました。料金は席によって5-144ユーロ。
(闘牛は夕方から行われるのですが 日陰の席の方が何倍も高いようです)


そして 10:10プラド美術館へ。

本日の観光の中心です。

ここは歴代のスペイン王室のコレクションをベースに1819年に開設されたもので
現在では絵画だけでも8000点以上、彫刻その他を加えると3万点以上の所蔵品。

パリのルーブル、サンクトペテルブルグのエルミタージュと並ぶ世界三大美術館の
一つとも言われています。

12-19世紀のスペイン・イタリア・フランス・フランドルの絵画が豊富で 特に、エル・
グレコ、ベラスケス、ゴヤの作品数も多いですね。

あれこれ現地ガイドの説明付きで廻りましたが、何しろ厖大な展示数、主なものを
2時間半ほど見て廻ったところで当方たちは12:30には一旦外へ出て昼食に向か
いました。

プラド美術館は館内撮影禁止なので、美術館で購入した画集から ホンの数点の
み添付しておきましょう。


本日は昼食・夕食ともに各自負担のフリータイム。

美術館のカフェテリアで昼食を済ませたり、(プラド美術館の入場券は本日中なら
再入場可なので)一旦退館して外で昼食後再びプラド美術館で絵画鑑賞の一日
を過ごされた方もいたようです。

我々はホテル近くの海鮮レストランで昼食し、そのあと添乗員や有志とともに、
マドリッドの王宮へ出かけました。

マドリッドの王宮は ブルボン王朝出身のフェリペ1世が ヴェルサイユ宮殿を模し
1764年に完成させたもので、150m四方の建物の中に2700の部屋があり、現在
でも公式行事などに用いられています。

そのうちのいくつかを公開しているので 廻ってみました。

これも豪華絢爛です。

王宮見学後、サンミゲル市場や デパート地下スーパーなどを眺めながら歩いて
戻る過程で自然に流れ解散。各自それぞれホテルに帰着です。

ホテルで一休み後、夕食はまた有志でホテル近くのレストランへ出かける話もあり
ましたが、考えてみれば旅程も終わり近く、持参した荷物整理の意味もあり、当方
は自室でレトルト米飯を温め アサリの佃煮やわさび海苔茶漬けに関西風生うどん
などを作り ゆったりした時間を過ごすことにしました。


そして自室での夕食後 当方一人で近くのスペイン広場へ出かけ、夜の噴水や
ドンキホーテ像の夜景を楽しみました。

スペイン広場からホテル前に帰りかかって もう少し先のバールやレストランの
多い地区も一人で散策し、店内の様子や 看板なども撮して廻りました。

やはりマドリッドは大都会ですね。


それにしてもスペインの夜は遅いですな!。

かなり遅くなってからバルを数軒廻って それから夜更けに夕食というのが
スペインの都会の風習のようです。

またこの日はレアル・マドリッドともう一つのチームのサッカー試合があった
のですが、試合開始が21:30。 試合終了が24時すぎで、
「サポーターたちは
それから街に繰り出し、勝ったチーム側は 日本の阪神ファンの道頓堀川へ
の飛び込みよろしく、マドリッドのあちこちにある噴水に飛び込む」というの
ですから・・・・! いやはや・・・!。

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