第四日目 2013年5月9日
文・撮影 彦由 耕二

ミハス観光。ロンダ観光。グラナダに移動。
                (グラナダ泊)

 
この日はミハスの観光から始まりです。

ミハスは人口約15000人、小さな街ですが 毎日人口より多い観光客が訪れ
るので有名な町でもあります。

坂の斜面にある小さな街ですので 大型バスは街には入れず、ホテルから
歩いての観光となります。

その代りに馬車タクシ-と呼ばれる観光馬車が多いですね。


ミハスを11時前にバスで出発、次の街ロンダへ向かいます。

バスはくねくねした道を2時間近く走りましたが、空は青く なだらかな丘陵地
帯のドライブもよいですね。



12時過ぎにロンダ到着。

此処は 標高723mで人口は約37000人。街は切り立った崖に囲まれた岩の
高台にある旧市街と、グアダレビン川の深い渓谷を隔ててそれと向き合う新
市街に分かれており、旧石器時代から人が住んでいた歴史ある街です。

昼食後新市街から観光開始。



新市街と旧市街を結ぶ橋は二つあり、新しい橋(ヌエボ橋)は18世紀に造ら
れたもので高さ98m、古い橋(クリスチャン橋)は17世紀に造られたもの。


我々は先ず新しい橋を見上げ、次いで古い橋を渡って旧市街に入りました。
新しい橋の下方にはアラブ橋も見えてその付近にはアラブの浴場跡も見え
ます。

フェリペ5世の門は イスラム時代の遺物です。


ルネッサンス時代の旅行家サルバテイエーラ公爵の宮殿やサンタマリア教
会(リコンケスト後モスクを壊しキリスト教会にしたもの)などを見て廻りましが、
坂が多くて見て廻るのが結構大変でしたね。


最後に世界最古の闘牛場といわれるロンダの闘牛場を見ましたが、直径
66m
に及ぶ大きなもので、牛の控室や観客席の裏側にある展示室では
闘牛士の衣装・写真その他もいろいろ展示してありました。


16時ごろロンダを出発、2時間あまり今夜の宿泊地グラナダのホテルへ
18
40分到着です。


グラナダはイスラム勢力が最後まで残った(1492年)場所で、有名なアルハ
ンブラ宮殿は明日の見学です。

問題の喫煙に関しては、このホテルもアメリカ式で窓は嵌め殺し。

喫煙には、深夜早朝でも衣服を着てエレベーターでホテル一階の中庭に
出ていかなければなりません。

中庭にの目立たぬ一隅に椅子を運び、喫煙場所を確保。

世の風潮に流されず、強固な意志を貫いて喫煙を継続するのもなかなか
大事業です。

勿論 デメリットだけではなくて 夕景、黎明の星月夜、さわやかな早朝の空気
など 他の人が部屋にいては感じにくいものも満喫できるわけですが・・・。



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