第12日目 7月6日
香格里拉近郊観光
(白水台・チベット族民家訪問)
 この日は 朝8:30に香格里拉ホテルを出て南東に100km、二時間
半ほど走り 
白水台の観光に行ってきました。
香格里拉付近の菜の花畑から先は曲がりくねった山道でいくつかの
イ族の村落を通り抜けていくのですが山道もすっかりおなじみになり
ましたね。
11:10白水台のある白地村に到着。ここは麗江などのナシ族の村で
そもそもここがトンパ教の発祥の地だとか。

トンパ教の教祖が ここで修業をした土地で 今でも色々な祭祀が営な
まれており、「白地を訪れなければ本当のトンパ教徒ではない」とされ
多くのトンパ教徒が訪れる場所となっているようです。
 白水台は白地村から木や土の階段を1000段以上上った標高2380m
付近にある 水中の炭酸カルシュウムが沈澱推積してできた階段状の

泉水台で いうなれば四川省黄龍のミニミニ版ともいうべきもので 規模も
数百分の一程度ですが 神女泉とか仙人遺田とか五彩瑤池とか それら
しい名前が付いています。
 
2004年に四川省九龍・黄龍を訪れた折には まだロープウエイもできて
いなかった黄龍を駕籠にも乗らず何とか歩いて登ったのですが
今回は 
標高も低くかつ規模もはるかに小さいのに家内ともども人力の輿に乗る
ことになりました。(一人片道100元=1600円)

確かに楽でしたが 恐縮したのは小生の輿を担いだのが中年の婦人7名!
10分ほど進んでは休み休みなのですが なんとも申し訳なくて・・・。
婦人7名に担いでもらうなどというのは当方の人生空前絶後の事となりましょう。
帰りは坂道をのんびり散歩しながら降りてきましたが さすがに水は
きれいですし山里の良い風景ですね。
 白地村のレストランで昼食後 来た道を再びバスで・・。
昨日の普達措国家公園近くまで戻ってきたところで近くの
チベット族民家訪問
 ここは香格里拉のローカル・ガイドとして付いてくれた楊さんの
従妹の嫁入り先だそうで 例によって一階が家畜小屋、二階が
家族居住部分、三階が倉庫という典型的なチベット族住居でし
たが柱も太く 経堂も立派で 裕福そうでした。
楊さんの従妹もなかなか美人で 子供二人を含め家族11名で暮ら
しているようでしたが 働き者で我々の応対の後 早速道べの小川
で洗濯をしながら見送ってくれました。
 
16:45香格里拉のホテルに帰着、今夜で香格里拉の三連泊もおしまいで
明日は飛行機で昆明経由広州まで飛ぶので
スーツケースのパッキングです。 
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