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| 第3日目 6月27日 |
麗江近郊観光。
前日昆明での豚インフルエンザ検疫騒ぎの影響で観光の予定が少し狂いました
が、この日は麗江市内の観光はちょっと置いておいて、まず麗江市近郊の雲杉坪
（ウンサンヘイ）の観光へ。
朝8:30 麗江のホテル阿丹閣大酒店をバスで出発して40分ほどで雲杉坪の昇り
口へ到着。シャトルバスとロープウエイを乗り継いで標高3200mの雲杉坪へ。
ここは 緑のきれいな高原で遊歩道が完備しており、天気が良ければ目の
前に標高5596mの主峰をはじめとする玉龍雪山の13の峰々が並ぶ景勝地
ですが この日は生憎の雨模様。濃霧が掛って山の片鱗がかすかに伺える程度。
シャトルバスで駐車場に戻り青月谷の渓流を見物。
ここは観光用に人工的に整備されたものですが 結構中国人がヤクに乗ったり
して楽しんでいました。昼食後14時からチベット仏教寺院の玉峰寺を訪問。
境内には樹齢500年という椿の双樹があり また門前ではチベット族の婦人が
踊りを披露していました。
次いで15時から麗江の木氏の出身地である白沙村を訪問。
玉龍雪山の頂がホンノ少しだけ見えました。
ここの大宝積宮には白沙壁画と呼ばれる500年前の仏画があり 大乗仏教・
チベット仏教・道教が一緒になったような絵で 木氏が多彩な少数民族の
融和を図った跡が偲ばれます。
白沙壁画は撮影禁止でしたので 土壁に書かれた「世界で唯一の実用象形
文字」のトンパ文字のいくつかを紹介しておきましょう。
エジプトの象形文字などに比べてわかりやすく、また素朴な味があって面白
いものですね。
16時から東河村を訪問。1000年以上の歴史を持つ古い村ですが、最近では
高倉健の映画「単騎千里を走る」のロケ地となったことでも有名です。
17時から麗江市内に戻り 玉泉公園を観光。麗江市民の憩いの場所で、
玉龍雪山からの湧水の池があり のんびりした風景です。
公園内には東巴文化博物館があり トンパの諸文化や織物などの工芸品
も展示され 日本語の判る学芸員がいろいろくわしく説明してくれました。
トンパ文字が書かれる紙も沈丁香と麻を混ぜた手漉きのもので 保存性の
良いことで知られ これも世界の教会文書などに広く利用されtいる由。
ちょうど現在の大トンパがトンパ文字を揮毫しているところに拝謁出来ました。
夕食は黄河村で田舎料理を楽しみ19:30麗江市の阿丹大酒店ホテルに連泊です。
